本日も皆さんお疲れ様でした。お昼に阪神尼崎駅前で開催されたイベントで挨拶。午後は、就任に向けたアイテム(靴など)の準備。そして、夜は懇親会でした。
尼崎市長選挙が終わり、各紙で分析が行われていますが、ほぼ全ての分析が選挙構図の分析になっている点については、個人的には、もう少し深掘りの余地があったのではないかと思います。
もちろん、当事者としても、当初から選挙構図は意識しながら活動をしていましたが、選挙構図ばかりに意識を取られると、肝心な市民(有権者)が不在になる可能性が高いことは、最初からわかっており、私自身は、選挙構図以上に、各市民の皆様と直接議論することを大事にしてきました。
比較的早く、これまで勤めてきた文部科学省を退職して、出馬表明をし、各地域に挨拶回りをするとともに、時間が許す限り、できるだけじっくりと議論する時間を確保してきたのもその思いからです。
そして、その過程で、私自身は、「〇〇に応援されている松本しん」ではなく、「松本しんなら大丈夫」「松本しんを応援しよう」と思ってもらえるよう意識をしてきました。
もちろん、私が政治活動と選挙活動期間中に実際に会ってお話をできた方々は、市全体の有権者数から見たら限られていますので、選挙構図の影響は大きいわけですが、一方で、人の投票行動は、そう単純ではないのではないかとも思っています。
特定の政党を支持している人が、支持している政党とは異なる候補者に票を入れることはよくあることだと思いますし。
ですから、(〇〇党の票が〇〇候補に流れたといったというような)単純な因数分解で説明することは、本当は難しいのかも知れません。
政治経験の短い私ですが、政治の世界は、最終的には「本人」の責任であるように感じています。
本人が、政治にどう向き合おうとしているか、有権者とどうコミュニケーションを図っているか、どのような活動をしているのか・・・、
これまで応援をいただいた政治家の皆さんの地盤の作り方を見ていても、本当に多様です。そして、ここが重要な部分ではないかと思います。
いくら選挙と言えど、マスコミが政治家個人の問題には入りづらく、選挙構図で説明せざるを得ないのは仕方ないとしても、できれば、こういった個々の政治家が、どういう活動をして、どのような評価を受けたのかといったことも含めて、深く分析されていくと、より、政治の議論も深まっていくのかな、と思いました。
まだまだひよっこ。「松本なら大丈夫」と思ってもらえるような政治家に成長できるよう、尽力してまいります。